プログラム

大会長講演

  • PL1 私が緩和ケア医である理由
     有賀 悦子(帝京大学医学部緩和医療学講座 教授・診療科長)

講演

  • SL1「優しさを伝えるケア技術:ユマニチュード」の緩和医療への導入とその実践
    Director. Yves Gineste CIO(IGM International)
  • SL2 がん患者の精神症状はこう診る・向精神薬はこう使う

    • 本講演は、がん患者の精神心理的ケアに関する入門編です。まずどの場面でも知って置くと役立つ精神症状のアセスメントの仕方、加えて、臨床でケアする機会の多い気持ちのつらさ(うつ・不安)に対するケアや治療法 (多職種アプローチ)の基本について解説します。
  • SL3 高齢者・非がんの緩和ケア
    Dr. Sandra Moody(亀田総合病院)
  • SL4 Integration of Palliative Care

    • 緩和ケアのパイオニアであり、元、国際ホスピス緩和ケア学会・会長のBruera教授より、オンコロジストと緩和ケア医の協働に関して概念、米国での取り組み、今後の課題とその対策などについて講演をいただきます。
    Prof. Eduardo Bruera, M.D.(The University of Texas MD Anderson Cancer Center)
  • SL5 痛みは脳を変える
  • SL6 がんサバイバーシップの原点を語る

    • 「がんサバイバー」概念を提唱したMullan教授ご本人が壇上に立ち、自らの42年間のサバイバー経験を語ってもらえるのだという。がん医療に従事する者にとって、これは千載一遇のチャンスだ。闘病記『がんサバイバー』も同時刊行。
    Prof. Fitzhugh Mullan(George Washington University)
  • SL7 人生の最期まで口から食べる幸せを支える社会であるために

    • 医療者は、常に患者の力を知り、患者の力を生かすことが求められています。人生の最期まで口から食べる幸せを支える社会であるために、患者のもっている摂食嚥下の力を最大限に生かす小山珠美先生の手法やスキルを学び合いましょう。
  • SL8 Integration of Oncology & Palliative Care: An ESMO-focused global perspective

    • がん医療と緩和ケアの統合はチーム医療で達成されるものですが、今回は特に鍵となる腫瘍医に緩和ケアを必須技能として身に付けてもらうプログラムを紹介してくださるそうです。当学会も一助となれば幸いです。
    Prof. Florian Strasser(Cantonal Hospital St. Gallen, Switzerland)

インターナショナルジョイントシンポジウム

  • IJSY2017 - Integration(日本癌治療学会、日本臨床腫瘍学会)

    • がん治療と緩和ケアのあり方は「Integration(融合)」という言葉が用いられるようになってきました。欧州臨床腫瘍学会からProf. Strasser、ASCOポーティブケアのガイドライングループアドバイザーでもあるProf. Brueraにご参加頂き、日本癌治療学会、日本臨床腫瘍学会と日本緩和医療学会からの学会推薦演者とともに日本のNext stepを探索していきます。
 

ワークショップ

 
  • WS1 支えになるために~そのスキルを磨く

    • がんや治癒が困難な疾患に罹患した大人と過ごす子どもたち、死別を体験した子どもたちに私達、日本の緩和医療に携わる医療人が学んでおきたいこと、知っておきたいことについて、参加者全員が学び、体験するワークショップの90分です。
  • WS2 緩和ケアにおけるCareer Development~若手医師が備えたい必須のスキル~

    • 緩和ケアのキャリアにおける悩みや、壁を乗り越える必須のスキルについて語り合います。臨床、教育、研究、経営、国内外の留学、リーダーシップ、ライフデザインまで何でもありです。共に語り、未来を拓きましょう!
  • WS3 対話への感性を磨く:ナラティブ・メディスンワークショップ

    • 闘病の道のりは意思決定の連続で、様々な選択は患者一人一人の人生の中で決まります。私たちは患者の声にどのように耳を傾ければよいでしょうか。実践的ワークショップで明日に繋がるスキルアップを目指しましょう。
  • WS4 魅力的なエンド・オブ・ライフ・ケア研修を考えよう!

    • エンド・オブ・ライフ・ケア教育に携わる参加者とともに、ELNEC-Jコアカリキュラム看護師育プログラムを題材に、研究の企画や教案作成を通して、効果的な教育のあり方について一緒に考えてみましょう。

症例検討ワークショップ

  • CD1 呼吸困難の強い認知症のあるがん患者の症状マネジメント―終末期における最善の対応を倫理的側面も踏まえて考えるー

    • がん終末期に強い呼吸困難を来した高齢認知症患者の事例を取り上げます。意思決定支援について、また、せん妄により自己決定能力が急速に低下する状況での、強い苦痛に対する治療やケアのあり方について、検討したいと考えています。
  • CD2 終末期の在宅療養の希望を支えるために病院・訪問診療所の連携はどうあるべきか
  • CD3 患者さんに関する情報共有のあり方について
  • CD4 知的障害のある患者の意思決定支援

合同シンポジウム

  • JSY1 入院・外来から在宅まで看護の継続性をどう保証するか?切れ目のない地域緩和ケアのための作戦会議part2

    • 本企画は、昨年の2学会合同シンポジウムのPART1に続く、第2弾です。 皆さまと次に!明日に!繋がる作戦会議を展開したいと切願しています。白熱会場から溢れる熱意が場外に流れ、新たなネットワークの種を産み広がるかもしれません。ご一緒してみませんか?
    日本在宅医学会との合同シンポジウム
  • JSY2 わが国におけるエンドオブライフ・ケアの現状と課題―最期まで患者のレジリエンスを支えるために―

    • わが国は超高齢社会を迎え、多くの高齢者が人生の最終段階(エンド・オブ・ライフ)と向き合う時代になっています。わが国における非がん疾患も含めた高齢者のエンド・オブ・ライフ ケア の現状と課題を共有し、そのあり方を考えます。
    日本死の臨床研究会、日本ホスピス緩和ケア協会、日本ホスピス・在宅ケア研究会との合同シンポジウム
  • JSY3 抗がん治療が終了するとどうなりますか?-医療者が患者のためにできる最適な医療の在り方を考える-

    • 「診断時からの緩和ケア」が提唱されていますが、まだ「そろそろカンワの時期」「カンワで行く決心がついておられない」という妙な言葉も、より多く聞かれるようになっています。このような時期の緩和ケアの在り方に・・・切り込んでいきます!
    日本臨床腫瘍学会、日本癌治療学会、全国がん患者団体連合会(全がん連)との合同シンポジウム
  • JSY4 がんと向き合うAYA世代の患者を支援するために医療者ができること

    • 進学・就職・結婚・出産など大きなライフイベントが続く思春期・若年青年期(Adolescent and Young Adult=AYA世代)の‘がん’。人生を作り上げていく途上に突然訪れた障壁・挫折に対して、私達医療者はどう支援すればよいのでしょうか。AYA世代の若者とその家族を支え、共に歩む方策をシンポジウムで探ります。
    日本サイコオンコロジー学会、全国がん患者団体連合会(全がん連)との合同シンポジウム
  • JSY5 どうなる?がん対策~今までとこれから
    日本癌治療学会、全国がん患者団体連合会(全がん連)との合同シンポジウム
  • JSY6 緩和ケアと口腔ケア-医科歯科連携による実践的な取り組み

    • 「食べること」「話すこと」は、がん患者さんの療養生活を豊かにする大きな柱の一つであり、「口腔ケア」「がん医科歯科連携」は、それを支える重要なキーワードです。終末期のがん患者さんを中心に、口腔を支える臨床現場での実践的な取り組みから、明日に活かせる学びを得たいと思います。
    日本口腔ケア学会、日本歯科医師会、日本口腔外科学会との合同シンポジウム
  • JSY7 婦人科がん患者に対する緩和医療の適切な実践を目指してー婦人科がん特有の緩和医療とは?

    • 婦人科がんは、身体的、社会的また心理的問題のみならず妊孕性喪失やホルモン欠落による問題など多くの面で患者の生活の質を低下させ、苦痛を与えることとなる。この度「婦人科がん患者に対する緩和医療の適切な実践を目指してー婦人科がん特有の緩和医療とは?」を企画させて頂いた。
    日本婦人科腫瘍学会との合同シンポジウム
  • JSY8 看護師が提供するこれからのがん緩和ケア

    • 看護師は、緩和ケアの提供において中心的な役割を担っています。本シンポジウムは、看護師による緩和ケアの提供について専門職の関係団体・学会の演者による講演後、会場の皆様とディスカッションを行います。
    日本がん看護学会、日本看護協会との合同シンポジウム
  • JSY9 骨転移患者の集学的ケア

    • 「がん時代」ともいえる今日、がんとともに生きる期間の延長が見られ、多くのがんサバイバーが仕事と生活を両立しています。がんと共存する患者さんのADL/QOLを保つために、とくに問題となる骨転移患者に対する集学的ケアを各方面から考える場にしたいと思います。
    日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会との合同シンポジウム
  • JSY10 どう対応すべき?-ケミカルコーピングとその周辺-
 日本緩和医療薬学会との合同シンポジウム

シンポジウム

  • SY1 がん疼痛治療の最新エビデンスを整理しよう

    • 本シンポジムはタイトル「がん疼痛治療の最新エビデンスを整理しよう」と題し、緩和医療の最前線で活躍している専門家から「突出痛」「IVR」「副作用対策」を焦点にして最新エビデンスを紹介します。
  • SY2 がん悪液質(Cachexia)に対する治療戦略の最前線

    • がん悪液質(Cancer cachexia)の概念(Lancet Oncol, 2011)の理解のもと、前悪液質(pre-cachexia)から悪液質(cachexia)への移行を防ぐことと、悪液質から不応性悪液質(refractory cachexia)に移行した際に治療・ケアを見直すことが重要なポイントです。この領域の臨床・研究の最前線について活発な議論を行います。
  • SY3 大切な大人ががんになったとき~子どもたちを支えるために

    • 大切な大人ががんになった時、ただ、子どもを支援するだけではなく、家族全体の問題ととらえ、その全体のケアを行いながら、子どもに目を移すことが大切だと言われています。 家族を見守る視点を持ちながら、子どもたちを支えるケアはどのようなものかが、国内では成長過程にあるのかを知り、自分たちのケアを振り返ってみたいと思います。
  • SY4 専門医教育~Collaborationが拓く未来

    • 緩和ケアの専門医教育は今、転換期を迎えています。質の高い研修システムを構築するために、若手医師、指導医、学会がどのように協働すべきでしょうか。各世代・各領域のオピニオンリーダーと共に語り合いましょう。
  • SY5 地域社会で緩和ケアを提供するためには(近畿地区)

    • 関西人が考える、関西人による、関西人の緩和ケアネットワーキングの構築。同じ関西といえども、2府6県お国事情は違います。お互いの違いを知り、そして共通点を見いだすことにより、関西らしい緩和ケアをみんなで考えましょう。
  • SY6 九州のホスピス、緩和ケア関係者からみた日本緩和医療学会とは?(九州・沖縄地区)

    • 緩和ケアの普及をめざす日本緩和医療学会とその他のホスピス緩和ケア・在宅の団体。九州ではどちらも一生懸命です。それぞれの良さと違いや問題点を、九州の仲間で共に考え、今後の協力体制を検討したいと思います。
  • SY7 緩和的外科治療の適応をどう考えるか

    • 本邦の癌医療の現場では、多くの外科医が通常の癌治療と共に緩和医療やケアにも携わっているのが現状です。日頃施行している外科医ならではの緩和的治療の適応を、思う存分披露していただきたいと思います。
  • SY8 心不全の緩和ケア

    • 2016年5月に厚生労働省が設置した「がん等における緩和ケアのさらなる推進に関する検討会」において、この1年間に討議された内容を踏まえ、非がん領域、特に心不全の緩和ケアについて議論を深める機会とします。
  • SY9 新規薬剤を使用した新しいがん疼痛マネジメント

    • 最近オピオイド鎮痛薬の下行性抑制系への作用、副作用対策が注目されています。本シンポジウムではタペンタドールと、副作用対策の新薬ナルデメジンに焦点を当てて基礎と臨床の両面から取り上げてみたいと思います。
  • SY10 エビデンスにもとづいたせん妄ケア:JASCC・JPOSガイドライングループから

    • がん患者のせん妄に対する対応やケアに関するエビデンスに基づいた指針はこれまで存在しませんでした。 本シンポジウムでは、日本サポーティブケア学会と日本サイコオンコロジー学会が共同で現在作成しているガイドラインについて紹介します。
  • SY11 腫瘍内科と緩和ケアが力を合わせて伴走する二人主治医制

    • がん治療や支持療法を司る腫瘍内科医と、生活の視点に基づき家族や地域という 文脈を踏まえて緩和ケアに取り組むかかりつけ医が関わる二人主治医制を取り上げ、役割分担や有機的な連携について討議します。
  • SY12 学校におけるがん教育

    • 次世代を担う子供たちへの対応としてがん教育は重要な課題です。先を生きる私たちの経験が子供たちの成長の糧となる事を願い、先駆者の貴重なご経験と思いを伺いながらこれからのがん教育について考えて参ります。
  • SY13 東海・北陸地区における緩和医療の取り組みと課題~病院側から、地域側から~(東海・北陸地区)

    • 今後の当地区のみならず、本邦における緩和医療の取り組みにおいても意義のあるシンポジウムとなるようなディスカッションを行いたいと考えていますので、皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。
  • SY14 過疎化が進む中国・四国地方での地元に根ざした緩和ケアの形を考える(中国四国地区)

    • 過疎化が進み、地理的にも離島・山間地域の多い中国四国地区の緩和医療の現況と問題点を4名の演者から紹介していただき、後半部分で会場参加者の意見も求め、行政へ提案可能な解決策を提示できればと考えています。
  • SY15 医療・介護関連肺炎(NHCAP)の包括的治療戦略-何をいつ、どう選ぶ?-

    • 本邦では高齢化に伴い急増する医療・介護関連肺炎(NHCAP)患者への対応は喫緊の問題です。特に、誤嚥性肺炎は、再発防止と苦痛の緩和、治療の継続と差し控えなどのバランスが求められ、呼吸器、感染症、緩和ケアの専門家と問題点について考えてみます。
  • SY16 緩和ケアUp To Date

    • 本シンポジウム「緩和ケアup to date」では、過去1年間に発表された緩和ケア研究の中から、緩和ケアに携わる医療者ならぜひ知っておきたい、日々の臨床を変えうる文献を一堂にご紹介します。心温かな熱いシンポジストの先生方の紹介によって、きっと皆さまの明日からの臨床が変わると思います。
  • SY17 コミュニケーションスキルをどう現場に活かすか

    • コミュニケーションは学習可能なスキルとして、各職種において研修会が行われています。学習したスキルを現場でどう活かしていくのか。腫瘍内科医、臨床心理士、薬剤師、看護師のシンポジストを招き、議論します。
  • SY18 看護ケアの最新エビデンスup to date

    • 過去1~2年以内に世界およびわが国で発表された「疼痛」「疼痛以外の身体症状」「精神症状」「調査研究等」の4分野の最新の研究成果について、緩和ケアに携わる看護師が知っておくべき最先端の知識や技術を紹介します。
  • SY19 緩和ケア研究における連携と展望~日本の強みを生かす

    • 緩和ケア病棟の観察研究、遺族調査、IVR研究、補完代替療法の研究など日本の強みを生かした研究から、緩和ケアの臨床研究方法論を学びます。
  • SY20 医療圏を越えた連携について考える(関東甲信越地区②)

    • 関東甲信越地区で暮らす人たちが「同じ地方の住民という認識を共有すること」は難しいかもしれませんが、「医療圏を越えた『がん緩和ケアの連携』について当事者として話し合うこと」はできるのではないでしょうか。
  • SY21 東北における緩和ケアのあゆみ、そしてこれから-東北緩和医療研究会20年の歩みと東北6県の取り組み-(東北地区)

    • 東北緩和医療研究会は、東北6県(青森、岩手、秋田、宮城、山形、福島)が持ち回りで毎年開催し、今年で第21回となります。東北の緩和ケアの中心を担ってきた本研究会の取り組みと、各県の活動の特徴を紹介します。
  • SY22 オンコロジーエマージェンシー

    • 緩和ケア領域で問題となるオンコロジーエマージェンシー(緊急症)に遭遇した際の対処や予測、患者・家族・医療者のコミュニケーションについて事例をもとに考えてみたいと思います。皆様のご参加お待ちします!
  • SY23 卒前教育 -5W1H 緩和ケア領域の底上げに向けて

    • 本シンポジウムで、緩和ケアにおける医師、薬剤師、看護師の卒前教育の取組みや課題を提示し、卒前教育として学ぶべき知識や技術、育成すべき価値観や態度を検討し、緩和ケアの質向上に向けた提言につなげていきます。
  • SY24 そうだったんだ!医療処置をもう一度学ぶ

    • 「緩和医療は総合医療である」といっても過言ではありません。我々はいろいろな医療処置をこなしています。 今回それを一から振り返り、アップデートし、さらに匠からオリジナルの工夫を見せていただける機会を作りました。
  • SY25 2025年に備えて緩和ケアを考える-地域包括ケアとの連携-(関東甲信越地区①)

    • 首都圏が超高齢多死社会を迎えるにあたり、緩和ケアに携わる我々は今何をすべきでしょうか?さまざまな現場での取り組みを紹介し、みなさんと一緒に考えたいと思います。
  • SY26 北海道における各地区の緩和ケア・在宅ケアのネットワーク(北海道地区)
  • SY27 主なCancer Pain Syndromeの診断と治療

    • がん患者によくみられるCancer pain syndromeとしてパンコースト症候群、悪性腸腰筋症候群、骨盤神経叢症候群、頭頸部の疼痛症候群などを取り上げ、その診断や治療について討論します。
  • SY28 浮腫ませない!線維化させない!リンパ浮腫予防・治療における多職種連携(地域連携)を考える

    • このセッションでは、続発性リンパ浮腫に対する各施設の取り組みを各職種から紹介し、多角的な視点で、リンパ浮腫外来の課題や多職種連携・地域連携の在り方などを会場の皆様とともに考えたいと思っています。
  • SY29 最期まで排泄を支える

    • 排泄は人間の尊厳や自立にかかわる基本的な行動です。しかしご本人の状況により排尿方法の変更を余儀なくされるケースが多いことも事実です。本シンポジウムでは患者の排泄をどのように最期まで支えるか、シンポジスト、参加者の皆さまと泌尿器症状を中心に考えます。
  • SY30 ケアギバーのストレス・燃え尽き症候群

    • 本シンポジウムでは、死と直面する患者・家族に関わる医療従事者が抱えるストレス・燃え尽き症候群などとその対策について、医師、看護師、心理士がそれぞれの立場から解説するとともに、意見交換を行います。
  • SY31 悪心・嘔吐・腸閉塞 ディベートシンポジウム あなたならどのように治療しますか

    • 悪心・嘔吐・消化管閉塞のマネジメントは根拠に乏しいことが多く、こんなときにどうするか様々な意見があります。正解のない臨床的な分岐点を、2人のエキスパートがどう考えるのか、意見を突き合わせて会場と一緒に考えます。
  • SY32 在宅医療における医療用麻薬の使用推進を考える

    • 在宅緩和医療の推進により医療用麻薬の使用機会は増加していますが、流通上の制約や適正使用のための医療情報共有不足などの障壁があります。本シンポジウムではこれらの障壁を解決するヒントをディスカッションしたいと思います。
  • SY33 都市型がん医療と地方のがん医療~あなたの地域ではどのような特色がありますか?

    • がん患者が高いQOLを維持しつつ生活を送るためには、都市部や比較的人口が少ない地域など、地域特性に応じたがん医療のニーズを捉えて、支援に繋げるチーム診療体制を構築していく必要があります。がん患者・家族・遺族を対象とした調査や地域の体制づくりの活動などについて発表いただき、今後の地域でのがん医療のあり方について討論していきます。
  • SY34 がん患者の呼吸器症状の緩和

    • 呼吸器症状ガイドラインに関して、推奨の根拠はどこにある?推奨文と解説文をどう解釈する?という「知識の整理」と、臨床現場で各症例にどう活用する?どう考える?という現場力向上のための「考え方の整理」をしましょう。
  • SY35 終末期に必要になるケアの技術を究める

    • 各領域のエキスパートたちが日常臨床の中で培ったケアのエッセンスを伝授!「明日から活かせる知識や技術」を習得いただくだけでなく、苦痛を最小化し在宅で家族が安心して関わるために、どのような工夫や対応ができるか、そして、そのための専門職との連携のあり方を追究する機会とします。
  • SY36 小児の終末期、どこでどう過ごす?

    • 治癒が見込めず余命の限られた子どもとその家族が、どこに暮らしていても安心して幸福に過ごすことができるために、多施設、多職種の協働によるシームレスな実践の在り方について検討したい。
  • SY37 マインドフルネスを緩和医療に活かす

    • 最近話題のマインドフルネスについて、緩和医療における様々な活かし方を検討します。緩和ケア病棟、外来などの様々な場面での患者さんへの適用、医療者のセルフケア、医療者教育など、各方面で実践している方々から話題提供していただきます。

委員会企画

  • CM1 緩和ケアを受けることが“基本的人権”となるために取り組むべきこと

    • がん対策基本法が昨年末に改正されました。これからの10年で、いち早く達成すべき、緩和ケア喫緊の課題は、患者・家族が手を伸ばさなくてもごく自然に緩和ケアを受けられる社会を作ることと思います。本企画では、患者家族、一般市民の視点で、今日からできることを討論したいと考えています。
  • CM2 日本緩和医療学会専門医制度

    • 専門医制度は分野の専門性の確立には不可欠なものです。学会では今年度から認定医制度を開始いたします。セッションでは、専門医・認定医制度と新カリキュラムについて解説し、意見交換の場といたします。
  • CM3 国際交流委員会
  • CM4 安全・感染委員会企画~専門医更新プログラム

    • 緩和ケアに関する医療事故例などは、「発生した事案の「事実」を明らかにし、遺族・当事者が共に受け入れ、再発防止へ結びつけることが両者に求められる」として、日本医療安全調査機構 木村壯介先生にご講演いただきます。
  • CM5 わが国の小児緩和ケア:10年の歩みとこれからの展望

    • 小児緩和ケアが本学術大会のセッションに初めて取り上げられてから今年が10年の節目の年に当たります。本シンポジウムでは、わが国の小児緩和ケアにおける10年の歩みを総括するとともに、今後の発展のために求められることを議論したいと考えています。
  • CM6 緩和ケアチームが「活動内容の改善と提供する緩和ケアの質の向上」を目指して取り組むべきことは何か(含 緩和ケアチーム登録の速報、セルフチェックプログラムの報告)

    • 緩和ケアチームが全国に広まる中、活動の質が求められるようになってきました。緩和ケアチームの質を評価・改善するために緩和医療学会で行っている「緩和ケアチーム登録」、「緩和ケアチームセルフチェックプログラム」についてご紹介します。

市民参加セッション

  • 2017年6月24日(土)14時40分~17時10分 プレセッション    14:40-15:10  大会長講演 私が緩和ケア医である理由
    市民参加セッション  15:10-17:10

     拝啓 若者たちへ ~AYA世代(15歳~30代)の”今を生きる”を考えよう

    • 第22回横浜大会では、今がん医療で注目されている「AYA世代(15歳~30代)」の若い市民の方々にご来場頂き、 “今を生きる“ことを共に考える時を持ちたいと考えています。会場でお目にかかれることを心から楽しみにしています。

    事前申し込みを受付中です。詳細はこちらをご参照ください。

ランチョンセミナー・スイーツセミナー

  • 詳細はこちらをご参照ください。

スポンサードシンポジウム

  • SSY1 緩和医療のスタッフが抑えておきたい医療機器体験セミナー

    • 本シンポジウムは、デバイスを用いた体験型の学習です。医療機器に関する総論的な案内を聞いた後、ご希望の各企業ブースにて関心のある医療機器を手に取りながら個別に説明を受けます。展示会場内の特設会場にて、大会初日の15:20〜、15:40〜、16:00〜3セット行います。会場の出入りは自由です。
  • SSY2 もっと速く患者さんの痛みをやわらげたい!~ROO製剤による突出痛の治療意義について~

    • 日本でROO製剤が発売され約3年半が経過しましたが、依然として『使い方がわからない』、『適応患者がわからない』という声を聞きます。 参加者とシンポジストが双方向性に情報共有を行うことで突出痛治療が前進することを期待します。

一般演題

  • ポスター・口演発表 

患者アドボケイトラウンジ

  • 参加者募集中です。詳細はこちらをご参照ください。

交流フォーラム

  • FO1 がん治療中の患者・家族を支える医療者にできること~スピリチュアルペインを中心に~
  • FO2 脊髄くも膜下鎮痛法の実際
  • FO3 親ががん患者である子どもを支えるために 子ども支援プログラムの実践~何から始める? どうやって続ける?~
  • FO4 緩和ケア病棟が今後も患者のために維持継続できる医療システムのひとつであるためにはどうあるべきだろうか?

ケアカフェ

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